エコロジー・省エネで注目される『遮熱』

注目される『遮熱』

近年、温暖化対策として、建設業界は遮熱材が注目されるようになってきました。このページでは、「遮熱」とは何か、どういった効果があるかについて説明していきます。 その前に、「熱」というものがどうやって移動しているのかについて簡単に説明します。

 

熱移動の3原則

1. 物を伝って熱が移動する『伝導』
伝導とは、例えば、氷などに触れると冷たいと感じるのは、手の表面の熱が氷に伝導し、熱を奪われる為に冷たいと感じることです。 温度の異なる物体を伝って熱が移動することです。

2.空気や液体などが動くことで起こる『対流』
流体は温まると比重が軽くなり上昇し、逆に冷えると比重が重くなり下降することで対流が起こります。エアコンやファンヒーターが室内を冷やしたり暖めたり出来るのは、内蔵ファンが、上下のみでしか起こらない対流を強制的に横方向へ押し出させて熱を移動させることによって、温度調整をしています。

3.温度に応じた熱を放射する『輻射』
熱を発するものはすべて『輻射熱』を放出し熱源となっています。日向と日陰で気温は変わりませんが、日向の方が暖かいと感じるのは、人が太陽からの電磁波を吸収して熱を放射するからです。

夏場の屋根は太陽からの電磁波で熱を放出し、55~70℃位に上昇します。さらに、高温の屋根から発せられた熱が天井や壁などに吸収されて、輻射熱を放射して表面温度を上げていきます。気温が下がったにも拘わらず夏の夜が寝苦しいのは、この熱を持った壁、天井などからの輻射熱を体が感じるからです。

弊社は、屋根下にアルミ遮熱材「アストロフォイル」を施工することにより、太陽熱を反射し、結果として建物の室内側に熱が届かないようにしています。これが遮熱です。

 

アストロフォイルとは

米国はNASAを中心とした宇宙開発で、宇宙服やロケットが受ける放射線の遮断研究に取り組んできました。
その研究において「アルミと空気層」を使った遮熱理論が確立され、宇宙服、ロケットはもとより、現在では航空機にもアルミ遮熱材が採用されています。
この論理に基づき住宅向けのアルミ遮熱商品が開発されました。

それがアストロフォイルです。

アストロフォイル

 

アストロフォイルの効果

住宅の侵入熱量を36~47%カット
太陽から熱を得た夏場の屋根はその電磁波で振動・発熱し55~70℃位に上昇します。この高温の屋根がさらに家の中の壁、天井などに輻射熱を放射し表面温度を上げていきます。夏の夜、外気温が日中より下がったにも拘らず暑く寝苦しいのは、壁・天井などが蓄熱し、輻射熱を室内に向け放射しているからです。アルミ遮熱材「アストロフォイル」はアルミ純度99%、反射率97%で侵入熱量の36~47%をカット。これは8畳用エアコン(2.5kW)1台分に相当します。

アストロフォイルの効果

ブナ6~10本分のエコロジー
「アストロフォイル」による8畳用エアコン1台分の夏期消費電力量の軽減は、6~10本のブナの木が吸収できるCO2量の削減と同等です。住宅1軒にブナの木を6本ずつ植えるのは簡単なことではありません。まずは今できることから環境について少しずつ考えていきませんか?
アストロフォイルは、私たちが今できる1つの『エコ』です。

試験結果

アストロフォイルの試験結果

 

東京の夏場の日射量を元に行ったこの実験では通過熱量36~47%減、温度差2.9~4.4℃という実験結果が得られました。これより以下のようなことがわかりました。 日本の平均的な屋根面積を持つ住宅で「アストロフォイル」を使用すると、エアコン1台(2.5kW)に相当する熱量の侵入を軽減することができ、月々の電気代の節約が期待できることになります。(平均屋根面積を110m²と想定)

アストロフォイルの試験データ

 


片山嘉浩 の紹介

工務店の社長として設計から施工管理・現場仕事までこなしています。 お客様の大事な住宅づくりに当社の独自のアクセントを加えてより良い 住宅にしていくお手伝いをさせて頂いています。自分なりの設計や 現場へのポリシーも大切にしながらお客様と作り上げています。 住宅造りは専門用語の方も多くわかるづらい事もなるべく専門 用語を使わず説明しています。
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